
マニフレックスとSDGs
マニフレックスは1962年の創業以来、人の健康と地球環境に配慮したマットレスを作り続けており、そのコンセプトと製品特長はSDGsの活動に積極的に貢献できるものです。
様々な優れた製品特長をひとつに繋げるキーワードとして、「つくる責任 つかう責任」を何より重要だと考えています。メーカーとして「つくる責任」を果たしながら、消費者の「つかう責任」の大切さについても広く伝える活動を行っています。
金属製スプリングやプラスチックを使用せず輸送時の温室効果ガス排出を減らすこと、人の健康と環境に配慮した芯材フォーム<エリオセル®>の使用で、寝具では稀な長期保証を実現したこと、出張授業で学生にSDGs活動を学ぶ講義を実施したりもしています。

マニフレックスは創業60年を迎える世界最大の寝具ブランド
マニフレックスは 創業60年の歴史を持つイタリアの寝具ブランドです。すべての製品はイタリア製であり、オートメーション化された近代的な自社の工場で一貫生産されています。
現在99カ国以上に輸出され世界中の人達に愛されています。
その大きさゆえに配送にコストがかかるマットレスを、真空ロールパックにして輸送。マットレスの輸送革命を起こしました。

金属スプリングを使わない「ノンスプリングマットレス」
金属製のスプリングやプラスチックを使用しない高反発素材「エリオセル® 」は適度な反発力で身体をしっかりと支え上げ、体圧を分散。身体に最も負担の少ない理想的な睡眠姿勢と言われる立っている時と同じ姿勢を保ち、快適な睡眠を実現します。
全ての商品が、基本素材の「エリオセル® 」と「エリオセル® マインドフォーム」の組み合わせでできており、厚みや組み合わせを変えて様々な寝心地を作っています。
ベッドマットレスはもちろん、日本人になじみの深い3つ折りタイプのマットレス、トッパータイプの寝具や枕までラインナップされています。

マニフレックスはこんな方におすすめ
寝具専門店4代目の高原智博が、自分でもマニフレックス製品を使ったことがある経験から、向いている方をご説明します。
インターネット上の口コミからでは見えてこない、メリット・デメリットもご紹介しますよ。

低~中価格帯の中では〇
マットレスを探されている方は、その価格帯の広さにびっくりされていると思います。
低価格なものは2~3万円から、高価格のものになると40万円を超えるものまであるのがマットレスの世界。マニフレックスはその中でも低~中価格帯の商品になります。
4~7万円ほどの予算でマットレスをお考えであれば、ベッドマットレス、三つ折りマットレス、オーバーレイと多くの種類から選べるマニフレックスは良い選択と言えるでしょう。
予算が10万円以上あるのであれば選択肢は一気に広がりますので、寝心地や機能面でも他のメーカーとしっかり比べることをオススメ致します。

基本的には硬めの寝心地
マニフレックスの基本素材は「エリオセル®」で、硬さは170ニュートンと表記されており寝心地は「硬め」です。メッシュウイングやモデル246といった長く続いているモデルもこの芯材が使われています。
今まで床におふとんを敷いて寝ていた方は、おそらく馴染みのある寝心地だと思いますが、ふわっとしたベッドマットレスや弾力のあつマットレスに慣れている方だと「硬すぎる」と感じてしまうかもしれません。
その場合は、「エリオセル® マインドフォーム」(70ニュートン)と組み合わせたマットレスを選ばれた方が、寝心地がよく感じると思います。
ただあまりにもマインドフォームが厚いモデルを選んでしまうと、寝返りがしにくく感じてしまうと思いますので、しっかりと寝比べてみてください。

エコ意識の高い方
マニフレックスは「捨てる時のコト」まで考えてモノづくりをしています。
ノンスプリングのマットレスが主流になって久しいですが、依然として金属コイルスプリングを使用したマットレスは大量に生産され大型家具チェーン店や通販を中心に販売され続けています。
鋼鉄のスプリングが芯材に使わたマットレスは、その廃棄には多大なコストがかかっていることはあまり知られていません。
マニフレックスのマットレスは全て焼却処分が可能です。軽量で消費者自身でも運べますし、切断もできますので処分がとても容易です。
輸送は真空ロールパックになった状態で行われますので、輸送コストの削減・温室効果ガス(二酸化炭素)排出の削減に効果があります。

マットレスが干せる方
マニフレックスはオープンセル構造ですので、寝ている時にかく汗はマットレスの中を通り底面に溜まります。汗は湿気となりその場に居続けますので、マットレスを乾燥しないとカビの原因になってしまいます。
そのため、できるだけ毎日マットレスを立てて風を通し乾燥させてください。
また、湿気が籠っている部分が柔らかく感じることがあり、へたったと勘違いされる場合がございます。その場合も湿気を抜き乾燥させることで寝心地が復活しますので、小まめに乾燥して頂くことをおすすめしています。

長期保証がついたマットレス
最近では保証のついたマットレスは増えてきましたが、マニフレックスはその先駆け。厚さやモデルによって3~15年の長期保証をつけています。
その保証も一つ注意が必要で、マットレスの芯材の「厚さ」に対する保証となっています。最初と比べて少し柔らかくなったなど、寝心地の変化に対する保証ではありません。
手で押すと反発力で戻ってきますが、その際に元の厚さまで戻れば交換の対象外となります(約1割、厚さが変わると交換となります)
ただ長期保証をつけるということは、品質への自信の裏返しです。私自身の経験からも、10年近く気持ち良くお使い頂けますよ。